売上至上主義からの脱却
弊社のページをご覧いただきありがとうございます。資金コンサルタントの釜田です。
今回のブログは日ごろお会いする社長の方々を見て、率直なところをお話しします。
ブログのタイトルは「売上至上主義からの脱却」
つまり、「売上」を最重要とする考えを止めましょうということです。
事業を拡大、社員も増える、社屋も大きくなる、お客様も取引先も増えるので、
働いている従業員も誇りに感じるはずです。
家族や友人を含めて、世間が認めてくれます。
住宅などの個人のローンの審査でも売上規模を聞かれる始末ですので当然のことですね。
しかし、重要なことは「売上」が上がったから「利益」や「資金」も上がるわけではないということです。
スーパーマーケットの場合ですと分かりやすいです。
目標売上が達成されていれば、問題はないと思いますが、
月の中旬で目標売上の進捗が3割程度だったらどうでしょう。
下旬へ向けて売上を上げるために何かしらの対策を練ることになると思います。
通常の営業力で3割であれば、残り7割を埋めるとは、
休日が多いなどの外的要因がなければ到底難しいと思います。
そうなれば、安売りの広告を掛けて集客をしたりするでしょう。
点数をたくさん買わせたいので、仕入も通常・もしくは増やして、
ありとあらゆる価格の値札を付けるなど工夫をすると思います。
最終的に対策が成功し、売れたらいいかもしれませんが、
うまくいかなかったら・・・悲惨なことです。
それが、今回お伝えしたい「資金」の落とし穴です。
割引していることでの「利益の減少」、集客のための「経費投下」、そこに商品充実のための「仕入代」が乗ってくるということです。
何も難しいことではないのですが、業種が小売でなくても、似た現象はどの会社にも起きています。
倒産している日本の会社は半分が、利益がある=黒字なのに倒産しているというのは、上記のようなことが多くの会社で実際に起きていることです。
駆け足でお話ししましたが、セミナーではさらに広げて話をしていきます。
ご自身の会社の現在を知るため、是非ご参加ください。