「売上を下げる経営」第2弾
~コロナの影響により資金が増える?~
NBC資金を増やすコンサルティングの木下です。
去年の9月に売上を下げる経営というブログを書きましたが、思いのほか好評でした。
今回は第2弾としてコロナの影響により売上が下ったが、逆に資金を増やすチャンスというテーマでご説明していきます。
固定費を変動費化する
あなたの会社、部署の売り上げが下っている今こそ、資金が残る体質に転換し、コロナ禍を乗り越えていきましょう。
私のお客様でコロナの影響により売り上げが激減しましたが、売上が少ない分経費も出ていかないので、資金繰りはそこまで悪くないというお客様がいらっしゃいました。
その原因は、このお客様は変動費率が高く、固定比率が低いという事です。
詳しくは下の図をご覧ください。
上記の図は損益分岐点を図で表したものです。左側は固定費の割合が高く変動費の割合が低い会社です。右側は固定費の割合が低く、変動費の割合が高い会社です。
右上に伸びる折れ線は売上です。この売上は左側の図でも右側の図でも同じです。
この図から分かることは、固定比率が低く、変動比率が高い会社の方が、売上が下った状況でも利益が残りやすいという事です。
売上を上げることが難しい環境の中、変動費化を進めると、利益率がよくなり、利益が出るようになります。
利益が出るという事は、資金が残ることに直結するため大きな効果があります。
コロナによる影響で経済活動に自粛ムードがある中、会社の体質改善に固定費の変動費化を進めてみてはいかがでしょうか。
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