資金改善の中心人物
初めまして。資金コンサルタントの細川です。今回が初めてのブログ投稿となります。どうぞよろしくお願いします。
最近はここ市ヶ谷も気温が下がってきていて、すっかり秋めいてきました。季節の変わり目のためか、体調を崩されるお客様もちらほらいらっしゃいますので、皆様も油断なされないよう、お気を付けください。
今日は、普段我々が行っている資金改善指導についてご紹介させていただきたいと思います。
我々NBCでは、お客様の資金改善に取り掛かるにあたり、会社の現状を把握するため「現況調査」というものを行います。現況調査では数値周りの調査のほか、従業員の方とコンサルタントが1対1で面談をすることがあります。面談では事前に提出していただいたアンケートに基づき、我々が「資金改善の取組の中心になる」と思われる方を選び、その真意を深堀りするインタビューを行います。
では、どのような基準で対象者を選ぶのでしょうか。それは「厳しい人」「不満の多い人」です。
「厳しい人」を選ぶ理由は、「数値」にこだわり「ルール」を守ることが出来るからです。このような方は、普段は目立たない裏方の仕事を行っている方にいらっしゃることが多いです。現場から一定の距離を置いて冷静に現状を見ているため、会社のどこに課題があるか、的確な意見を提供したり、目標達成のために決まったことをやり切ってくれたりします。
また、「不満の多い人」を選ぶ理由は、裏返せば「会社を何とか良くしたい」と願う、問題意識や忠誠心の高い人である可能性があるからです。普段は社内で口やかましいから疎まれている方や、社長の受けがあまり良くないような方が該当することがしばしばあります。現状に妥協したりあきらめたりしない、高いエネルギーを改善活動に振り向けていただくと、力強いリーダーシップを発揮していただけます。
現況調査で課題が判明したら、社長には率先して資金改善に取り組んでいただくのはもちろんです。それに加え、このような方々も改善活動巻き込むことが出来れば、効果はより早く、より大きく発揮されます。また、社長にとっても、思いを同じくして働く方が1人でも多くいれば、これほど心強いことはありませんよね。
このように、「資金」という一本の筋を通すことによって、社内の一体感を高めることが出来るのも、資金改善活動の素晴らしい点です。
ただこのような方々は、その立場ゆえ普段はなかなか注目されず声を上げづらいのも事実です。そのような際に、我々NBCが第三者的な立場で客観的にお話を聞くことで、改善活動を支援することが出来ます。
皆さんの会社に「厳しい人」「不満の多い人」はいませんか。もしかすると資金改善の原動力は、社長のすぐそばにあるかもしれません。気になった方は一度NBCにお問い合わせください。