AI×DX
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NBC資金を増やすコンサルティング株式会社の杉浦です。
先日、アクセンチュア株式会社から「Technology Vision 2023」に関する記者説明会がありました。その説明会で発表されたAIXについて解説しつつ、デジタルを用いた経営改善について整理していきます。
DXとは
2020年12月28日に経済産業省がDXレポート2中間取りまとめという資料を公開しています。(https://www.meti.go.jp/press/2020/12/20201228004/20201228004-3.pdf)
下図は、その一部資料を抜粋しました。
出典:経済産業省「DXレポート2中間取りまとめ」
その中でDXにも3つのカテゴリーがあるとされています。
1.デジタイゼーション
目的:情報の変換・共有・保存を容易にする
効果:効率向上・信頼性向上・情報活用の拡大
2.デジタライゼーション
目的:デジタル技術を活用することで従来のプロセスを変革する。
効果:プロセスの効率化・内外問わないビジネスモデルの変革
DX(デジタルトランスフォーメーション)
目的:新たなビジネスモデルの開発、社会制度や組織文化の変革
効果:ステークホルダーとの関係性向上
必ずしも下から順に実施する必要もありませんが、下が出来ていない場合、上の改善が瓦解する可能性が高くなります。そういう意味では、デジタル化による改善は、データ化→標準化→変革の順番になります。
新たな考え「AIX」とは
AIX(AIトランスフォーメーション)
目的:AIを用いて、実務とデジタルを融合させる
効果:企業サービスの変革、効率化
出典:アクセンチュア「テクノロジービジョン2023」
企業がAIを導入し、業務改善を行う事例も増えました。最近では地方自治体もAIを導入したという事例があり、総務省から「自治体におけるAI活用・導入ガイドブック」というPDFも公開されています。現実世界とデジタルを繋ぐ手段として、最も付加価値の高い手段になってきているように感じます。
最後に
今年のAIの発展は著しいものとなっています。ChatGPT、Bard、Microsoft
Copilot、この他にも新AIツールが続々とリリースされています。企業価値向上に不可欠な存在になるかもしれないAIに是非注目してください。また自社の業務をAIで置き換えることができないかという視点から業務の見直しをしてみてはいかがでしょうか?
杉浦