金持ち社長は「一石五鳥」を狙う
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は絶賛開催中のセミナー「金持ち社長と貧乏社長の違い」の一部をご紹介します。
現状の経営に課題を感じている方や、行き詰りを感じた方はぜひ一読ください。
金持ち社長と貧乏社長に与えられた時間は同じ
成功する経営者やビジネスマンは短期間で多くの成果をもたらします。
同じタイミングにスタートしたのに、気が付いたら大きな差が生まれていた、なんてこともたくさんあるのではないでしょうか。
金持ち社長も貧乏社長も与えられた時間は24時間365日と同じなのに、なぜ成果に差が生まれてしまうのでしょうか。
それは、金持ち社長と貧乏社長では、行動や思考に大きな差があるからです。
貧乏社長はどれだけ仕事をしてもお金が増えることはないですが、金持ち社長は貧乏社長と同じ時間仕事をしてもお金が増えていきます。
この差を理解しないと貧乏社長から抜け出すことは非常に難しいと言えます。
第一ステップは絶対に行動量
多くの金持ち社長と貧乏社長に会ってきましたが、まず、絶対に言えることは「行動量が違う」という事です。
貧乏社長にお会いすると効率や生産性を意識している方にお会いしますが、金持ち社長と比較すると仕事に費やしている時間や手数が圧倒的に違います。
充分な行動量が伴った時に、効率化や仕事の取捨選択が生まれるのであれば良いですが、貧乏社長は初めから「この仕事は儲からない」、「手間が掛かるからやらない」と効率や生産性を意識し、結局、充分な行動量が伴わず暇な時間を作ってしまいます。
そして、質(たち)が悪いのは暇な時間に余計な事をやったり、考えたりします。
結果、余計なことに時間を吸われ、本来やらなければいけない仕事に時間を使えなくなってしまいます。
やはり、金持ち社長は時間を惜しまず、仕事に人生の目的を見出している事が多いように感じます。人より多くの時間、仕事に向き合えば、多くの成果が付いてくるというのは言うまでもありません。まずは費やした時間を最大の武器にすることを徹底しましょう。
なぜ、同じ時間仕事をしても差が生まれるのか?
前項で、まずは行動量が必要だと書きましたが、仮に同じ行動量になったとして、成果に差が生まれてきます。
なぜ、差が生まれるかというと、二人の仕事の仕方が違うからです。
例えば、貧乏社長の場合…
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得意先Aへ自社製品を提案することになり、A社のために力を入れた提案書を作成し、見事に自社製品の売り込みに成功しました。
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上記は売上や利益など、業績に大きな貢献をした成果を得たと言えます。
しかし、結果的には貧乏社長のままです。
次に金持ち社長の場合…
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得意先Aへ自社製品を提案することになり、今後のセールス時にも活用することを意識して、力を入れた提案書を作成し、見事に自社製品の売り込みに成功しました。
そして、その提案書は社内で共有し営業研修に活用する。
さらに、他企業への提案時も活用できるよう提案書のフォーマットとしました。
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同じ作業をしているはずが、金持ち社長と貧乏社長には大きな差が生まれているのです。
金持ち社長になるためには一石五鳥を狙え
一石二鳥ということわざがありますが、この意味は言うまでもありませんが、一つの行為や苦労で二つの目的を同時に果たすたとえです。一つの石を投げて二羽の鳥を同時に捕らえる意からきています
このことわざ自体は、たまたま投げた石が偶然にも他の鳥に当たり、利益をもたらしたという印象が強いですが、金持ち社長は意図的に一石二鳥ならぬ一石五鳥を狙っています。
前項で、一つの仕事を進める際に他の目的も意識して取り組んでいることを書きましたが、如何に一つの仕事に様々な視点で目的を持たせられるかが重要なポイントになります。
前項の例であれば、以下のような目的を結びつけられるかもしれません。
一鳥 得意先A へ提示するための提案書を作る
二鳥 他の得意先へ提示するための提案書のたたき台を作る
三鳥 社内用の教育ツールを作る
四鳥 自社製品を説明するための製品チラシの材料にする
五鳥 営業の成功事例として使えるように問い合わせから契約までのフローをまとめる。
皆様であれば、どのような目的を結びつけますか?
同じ仕事をしていても目的が5つあれば、成果が5倍になります。
鳥の目のように、「全体を俯瞰して物事を見る」ことができれば大きな成果に繋がるでしょう。
金持ち社長と貧乏社長の違い
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