会社の健康診断 タイプ別にみる処方箋

こんにちは。NBC資金を増やすコンサルティング㈱の木下です。

弊社では、会社を分析する上でNBC資金を増やすコンサルティングでは瞬間くんを使った自己資金分析を行っています。多くの会社を分析する上で見えてくるものが、会社は大きく分けて6つのパターンがあります。

 

■超健康問題なし

このパターンは、利益、運転資金、固定資産の3要素全てがプラスになっています。この状態の会社は直ぐに資金に困ることは無いでしょう。引き続き今までの経営を続けてください。

 

■減価償却費の範囲内

このパターンは、利益、運転資金はプラス。固定資産でマイナスです。利益も出ており運転資金でもプラスになっているので、大きく問題はないのですが、固定資産への投資をどれほどやっているかが問題になってきます。NBCでは減価償却費の範囲内を目安にしています。固定資産への投資が減価償却費を超えている場合は注意しましょう。

 

■実は危険

このパターンは、利益は出ているが、運転資金と固定資産でマイナスになっています。売上を追い求めている会社に多いパターンで、実は倒産リスクが高いのが特徴です。また、粉飾をやっている会社もこのパターンになります。着実に資金を軸にした経営をしなければ直ぐに資金不足に陥る危険なパターンです。

 

■黄色信号

このパターンは、利益はでていないが、運転資金と固定資産でプラスになっています。中小企業は運転資金で苦しんでいるケースが多いのでそこがプラスということは危険度はそこまでは高くありませんが、利益がマイナスの原因を突き止め、早急な手を打つことが重要です。

■投資の効果?

このパターンは、利益がマイナス、運転資金がプラス、固定資産でマイナスです。基本的には固定資産への投資は売上、利益の拡大のために行います。本社社屋の建設など、直接的に売上、利益につながらない投資を行った場合などは注意が必要です。投資の回収が出来るようにしっかり利益管理を行いましょう。

 

■倒産予備軍

このパターンは非常に危険な状態です。抜本的な改善が必要で、まず、資金を一番減らしているのは何なのか?(多くは運転資金です。)を突き止め出血を止めることです。聖域なき改革をしなければ、改善は難しいでしょう。

 

いかがでしたか?細かなパターンは他にもありますが、代表的なものの解説を行いました。弊社では、上記のような考え方のセミナー、勉強会を随時開催いたしております。また、YOUTUBEチャンネルの中でも、自己資金の分析等様々な情報を発信しておりますので、ご興味ある方は、セミナーへの参加、チャンネル登録をしてください。

木下

プロフィール

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