計画したことが、続かないのはなぜ?
みなさん、こんにちは。
NBC釜田です。
10月に入り、気候も大きく変わってきました。
弊社も10月から新たな期をスタートし、秋らしさやひんやりとした空気に、
気持ちも新たになります。
気持ちが新たになる時期に、
「なにか新しいことを始めよう」
「年末までになにかやれることをやろう」そんな方も多いのではないかと思います。
しかし、
「ちゃんと会議をやっているのに、続かないんだよなぁ。」
「改善活動って、うちの会社は形骸化しやすいんです。」
という声もよく聞こえてきます。
このブログは、計画したことが続かないのは、なぜだろうを深掘りしていきます。
ポイントは「仕組み」、「マインドセット」の2点、
ここをしっかり押さえているか、できるだけシンプルに取り纏めてみました。
経営者の方は自社のことを、
個人の方であればダイエットでも趣味のスポーツでも
「プライベート」のことを考えると分かりやすいと思います。
まずは・・・「仕組み」編
①目標があいまいなケース
目標の結果が「〇」か「×」ではっきりできるものでないと、
「やっていること」自体が目的になってしまいます。
例:「体重を70キロに減らす」「90点を取る」・・・〇や×で判定できる。
②いまの状況定義もあいまいなケース
目標設定しても、「今」がどのような状況か分からないと、
「どのくらい」頑張ればよいか分からないですね。
例:「今の体重は80キロ」「今のテストは65点」・・・どのくらい頑張る必要があるか分かる。
③行動計画・目標への進み方があいまいなケース
②→①へ進むために、いつまでに何をどうするのか。
目標の障害になっているものは?対処も考えましょう。
例:「3か月間夕飯後の間食は辞める」
「次のテストまでは勉強中は机に携帯を置くのを辞める」
・・・目標の障害が何か明確にすることは、できなかった問題の根本解決になります。
2つめは「マインドセット」編
④例えばやることが「他に多い」、「複雑」、「大きすぎる」など。
一瞬無理だと思っても「望めば手に入る」と信じる=引き寄せの法則とも言います。
例:「70キロの自分の姿を想像する」
「90点を取る科目を限定させる」
⑤マイナスな感情へ対処できていないケース
職場や家庭のストレスを現場に持ち込むと意志は弱まります。
意志力を鍛える対策が必要です。
例:「空腹に耐えられなかったら、〇〇までは食べていいことにする」
「勉強が継続できるよう、毎日報告する人を設定する。」
上記の例は、分かりやすい数字で例えてみましたが、
抽象的な事業だったら、以下の要領でまとめてはどうでしょう。
・コミュニケーション
日報に書くべき項目を具体的に指示し、見える化させる。
・顧客満足
客単価や離脱率など、KPIに落とし込む。
・人財育成
顧客継続率やスキルマップ、稼働額に落とし込む。
折角立ち上げた活動を上手く活かし、継続できるよう、
是非、上記の観点で振り返りをしてはいかがでしょうか。
『無理かもって思ったら、もうそれより先になんて進めない。方法は無限大、可能性は永遠の海。やれそうって思ったら、もうほとんどは乗り越えたようなもの』
出典:つんく氏作詞・作曲の同タイトルの曲
故安倍元総理が令和3年度の近畿大学卒業式の祝辞にて述べられた言葉より