経営には最高のパートナー(片腕)が必要だ

こんにちは、NBCの野呂です。

先日、「経営には最高のパートナー(片腕)が必要だ」というタイトルで講演を行いました。

講演では、世界的企業・ホンダを築いた創業者・本田宗一郎と、彼を支えた名参謀・藤沢武夫の関係性や、その根底にある考え方を紹介しました。

以下、その一部をご紹介します。

本田宗一郎の言葉

天才は苦難の道を知らぬ。努力はやがて天才を抜く。

藤沢武夫の言葉と考え方

  • 松明(たいまつ)は自分の手で
  • 経営者とは一歩先を照らし、二歩先を語り、三歩先を見つめるものだ

藤沢氏は、ホンダ技術研究所の設立にあたり次のように語っています。

本田宗一郎というすぐれた才能に、あまりにも頼りすぎた。私は1人の本田宗一郎をカバーできる組織が必要なのだと考えました。

さらに、経営者としての責任についても次のように述べています。

初代の経営者の役割の一つは、後継者に経営の元本をしっかりと受け渡すということです。二代目、三代目の経営者はもちろん優秀な人材であることは間違いない。しかし、彼らが仕事をしやすいように、経営のタテ糸を壊さずに伝えるということは、創業者のつとめなんですね。

本田宗一郎との関係については、次のような言葉も印象的です。

根底では二人は愛し合って、理解し合っていた。これ以上はないという人にめぐり会えたという気持ちが、少なくとも私のなかにはある。

まとめ

経営においては、「片腕」となる存在が必要不可欠です。

本田宗一郎と藤沢武夫のようなパートナーシップは、組織の発展と継続のために大きな力を発揮します。

YouTubeでも紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

野呂 泰史

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