皆さんこんにちは。

資金コンサルタントの釜田です。

 

最近はおかげ様で瞬間くん利用に関する問い合わせをたくさんいただいており、

「資金」について、われらの商材でありながらも、経営者の皆様の環境についてとても考えさせられます。

・現在の経営では、資金の流れについて把握がしにくい。

・「資金」は課題だといつも思っているが、利益出せばいい・売上上げればいいと思い込んでしまった。

など、課題だと思っていても踏み込めていなかったという声が非常に多いです。

 

今回は我らが活用する瞬間くん®クラウドで会社のお金を見える化し、

何で増やして、何で減らしてしまっているのか、

減らしているなら、どうやって増やしたらいいのかを表題の通り、大手企業で分析してみたいと思います！

 

今回取り上げるのは、100円ショップ大手「株式会社キャンドゥ」さん。

ちょうど2020年11月に決算を迎えられ、決算短信が公開されています。

そこからお金の流れを、瞬間くん®を使って分析してみます。

 

ちなみにキャンドゥさんの業態のことを少しお話しすると、２つの売上があります。

①直営店にて「小売業」としての売上

②フランチャイジーとしてFC加盟店への「卸売業」としての売上

割合としては①「小売業」の売上の方が大きいのですが、今期はコロナ禍もあり、店舗の休業や時短などが迫られていますから、厳しい業績が予想されます。

さて、こちらが「自己資金（現預金―借入金）」の推移です！

 

創業から27年を迎えられたので、2020年11月期が27期ということになります。

キャンドゥさんはなんと無借金経営（公開企業でもわずかです）で、この一年で93百万円現預金（すなわち自己資金）は増えています。直近３年間でも929百万円も増やしているんですね。次に「お金を増やすことができた要因」について見ていきます。

 

 

Ⅰ、利益：損益計算書上の「利益」からの資金です。（減価償却含む）

　・・・この一年間で1,737百万円、資金を生み出すことが出来ました。

Ⅱ、運転資金：営業上「入ってくるお金(売掛金等)」と「出るお金(買掛金等)」のバランスです。

　・・・この一年間で1,621百万円、資金を減らしてしまいました。

Ⅲ、固定性資産増減：固定資産の購入・売却による資金の増減

　・・・この一年間で1,071百万円、資金を減らしてしまいました。

Ⅳ、その他資産負債の増減：Ⅰ～Ⅲ以外での資金の増減

　・・・この一年間で1,326百万円、資金が増加しました。

Ⅴ、増資・原資・配当等による資金の増減：そのままですね。

　・・・この一年間で278百万円、資金は減少しました。

 

Ⅰ～Ⅴの要因によって、最終的に自己資金93百万円を増やすことができたというわけです。

 

こちらの細かい解説は、Youtubeでも近日公開となります！

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　https://www.youtube.com/NBC資金を増やすコンサルティング株式会社

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瞬間くん®での説明のほか、決算短信からの情報や、小売・卸売で管理しなければならないことなどを解説していきます。

是非、ご覧になってください！

釜田

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