ずぼらアラサー女子がFIRE目指してみる

皆さんこんにちは。NBC坂井です。今回は資産形成のお話です。

コロナの感染が拡大してはや1年以上。若者世代を中心に『FIRE』という言葉を耳にするようになりました。簡単に言うと、早期リタイヤして自由に生活することです。

Financial Independence,Retire Early の略です。労働から解放されて経済的に自由に生活するライフスタイルという意味ですが、こういったライフスタイルや考え方は勤勉な日本人にとっては受け入れ難かったり、批判的な意見も出てきます。しかし、私はこの考え方は必要な考え方だと思っています。なぜなら、早期とはならずとも、人間だれしもリタイヤするときはやってくるからです。人生100年時代と言われる昨今、人生の1/3は老後です。誰にでも必ず訪れる老後に、お金に縛られず、ゆとりある老後生活を送りたい。漠然とした将来の不安に対して、確実に資産を増やしていきたい。私はお金のことを勉強すれば勉強するほど、そう思うようになりました。

 

 

FIREをはじめようと思ったとき、まず何をしたらよいのか?重要なのはお金の使い方です。FIREと聞くと収入を増やす、どんどん投資をする、と勘違いをされる方がいますが、一番重要なことは支出の最適化です。簡単に言ったら、家計の無駄をとことん省いていくということです。まず私が着手したのはサブスクやなんとなく契約したもの、携帯電話、インターネップラン水道光熱費の見直しです。使用頻度や契約内容考えると割高なものもありました。生活レベルに影響のないもの、豊さを削る苦しい節約にならないように、不要なものはどんどん削っていきました。携帯電話やインターネットプランは乗換えキャンペーンをやっている会社があるので、違約金のキャシュバックキャンペーンを使えば、実質費用はかかりません。

と同時に日々の生活でどのくらいの支出があるのかをチェックするようにしました。家計簿アプリを活用していますが、私の性格上、連動アプリよりも自分で入力する方が何にいくら使い、その支出は本当に必要だったのか確認することができるので、手動入力のものを使用しています。連動型アプリも使ってみましたが、しばらくするとチェックしなくなってしまいました。少しでも意識するために自分で入力する方が、自分には合っていました。入力を怠ることも多々あるので、毎日22時に通知が来るように設定し、その日一日の支出と収入を入力しています。

意外にも大きな支出だったのはランチ代でした。私の場合外食よりもコンビニで購入していることが多かったので、お弁当、マイボトルを持参したところかなりの食費を削減することができ、お弁当でバランスの良い食事に見直すことができたので、健康面でもプラスになったと思います。

 

 次に取り組んだことは自分の資産状況を確認することです。銀行預金や個人年金保険、一時払終身保険、外貨預金、投資信託、株式、積立ニーサ、確定拠出年金、などなどあらゆる金融資産と、いくらたまっているか、すべて書き出してみました。確定拠出年金は拠出先を一度も見直したことがなかったので、この機会に定期的に見直すようにしています。

奨学金やローンがあれば同様に書きだしてみてください。これを1年間継続すると、個人の決算書が出来上がりますね。

 この数ヶ月で家計の支出はだいぶきれいになったと思います。月々の余裕資金も明確になりましたので、あとはコツコツ貯蓄と投資をするのみです。資産形成、投信のポイントは時間と金利を味方につけることです。早く始めるに越したことはないのですが、遅すぎるということもありません。まだ資産形成に取り組まれていない方、この機会に家計の見直しから初めて見るのはいかがでしょうか?

 

 

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