若者のテレビ離れが悲しい!

今回は、“テレビっ子”として育った私心の叫びをお伝えします。

ここ数年、「テレビ見ないんだよね」「家にテレビを置いてない」という方にお会いする機会が増えてきました。

テレビっ子の私は正直、「意味が分からない」「かっこつけてうそをついている」と思っていました。

先日、また自称テレビ離れ人と出会ったので、気になって調べてみました。

 

年層別 テレビの行為者率(1日)(平日)

出典=NHK放送文化研究所「国民生活時間調査2020

 

上記のグラフを見て、衝撃が走りました。

20代が51%。。。

同世代の半分がテレビを見ていない!!!!

国民全体でも80%を下回っている!!!!

私が学生の頃は「昨日のあのテレビ面白かったよね」と前日のテレビの内容が会話の中心だったのに、、、

 

 

テレビを見ない時間に若者が何を見ているかというと、やはりネットのようです。

 

年層別 インターネット・テレビの行為者率(平日)

出典=NHK放送文化研究所「国民生活時間調査2020

 

みんながテレビを見なくなってしまったら、製作費がなくて面白いものが作れなくなるという悪循環になってしまいかねません。

みんなテレビを見ようよ!!というのが心の叫びです。

しかし、このブログを若者が見ることもないと思うので、この状況をどう経営目線で考えるかにも触れましょう。

 

私がコンサルタントとしてご支援し始めたころは、「地元の放送局でのCMを検討している」という話もちらほらありました。

しかし、今はそういう時代ではなくなってきています。

ターゲットが50歳代以下であれば、インターネットを駆使した広告が効率的で費用対効果も高いです。

 

SNS広告、Google広告、YouTube広告等、様々な媒体で広告を出すことができます。

さらに、テレビ広告と大きく違うのはビッグデータの活用でターゲットを絞った広告が打てるという点です。年齢や職種、趣味嗜好をターゲット設定し広告を打てるので、費用対効果も高まります。

 

 

 

間違いなく、ネット広告が主流になります。

というより、もうすでにネット広告が主流になっています。

電通の調査結果によると、国内広告費の割合は2019年にはネットがテレビを上回っています。2020年は、ネット22290億円(前年比5.9%増)に対しテレビ16559億円(前年比11.0%減)とさらに差が広がっています。

 

今、「ネット広告を活用していない」「やり方がわからないから怖い」と言っている会社は、ほぼ赤信号が灯っていると思ってください。

 

そして最後に、みんなテレビをもっと見よう!

 

ご一読いただきありがとうございます。

 

 

 

神戸

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