いつかは資金改善のためのネコ型ロボットを作りたい!?

私は、小さい頃からドラえもんが大好きで、コミックは全巻持っています。

未来の道具が登場するたびに、いつかこんな時代が来るのかなと胸を熱くしました。

 

調べてみると意外と実現されているドラえもんの道具がたくさんあるようです。

 

①いたわりロボット

 

音声認識ロボットや音声認識の電子機器はたくさん誕生していますね。

パッと思いつくのが「Pepper」もそうですね。

 

いたわりロボットは傷ついたときに人間を励ましてくれるロボットです。

コミュニケーションを取って、返答やサポートしてくれるという部分はかなり実現されています。

 

  

②宇宙完全大百科と端末機

 

宇宙完全大百科と端末機は、宇宙にあるありとあらゆる情報が詰まっていて、知りたい事を機械に打ち込めば、情報が出てくるというものです。

 

これは、現代の技術に置き換えるとインターネット検索ですね。

NBC 資金」と検索すれば、YouTube動画で資金の増やす方法まで出てきますので、皆さんぜひ検索してみてください。

 

このように1969年~1996年に発売されたマンガが未来を創造していたと思うと感動します。(気になる方は、まだまだ実現されている道具があるので調べてみてください。)

 

ドラえもんのようにタイムマシンに乗って、未来にどのような事が起きるのか分かれば、様々な危機やトラブルを避けたり、対処することができます。(コロナがいつ終息するのかは知りたいです。)のび太くんも未来のお嫁さんがジャイ子だったから、頑張って未来を変えてしずかちゃんと結婚したので、未来が分かるというのは凄い力を秘めています。

 

 

そこで、未来を読み解くにはどのようにすればいいのか…皆さん気になりますよね?

今回は未来を創造する手法「シナリオ・プランニング」を紹介したいと思います。

 

シナリオ・プランニングは現状の動向や傾向を分析し、将来起こりうる複数のシナリオを描き、それを基に柔軟に対応する戦略を導く手法です。

 

上図のように、増税になって、慌てて仕組みや商品を見直さなければならずイライラ。

社員が退職したから、慌てて業務の引継ぎをしなければならずイライラ。

コロナになって、今までの当り前が通用せずにイライラ。

未来が分からないから、目先に対応に追われ、いつも不安に押しつぶされそうになってしまうのです。

 

シナリオ・プランニングでは4つの極端な未来を描き想定していく事で、起こってから適応するのではなく、未来に選択肢を用意していきます。

 

 

例えば…小売店の場合

決済技術が進歩するのか、コミュニケーション文化は発展するのかなど、2軸を取って事象を想定していきます。

 

 

シナリオ1 【 決済技術進歩あり コミュニケーション文化発展 】

すべての決済が自動化し、レジ打ちが不要となる。お店に入店した時点で顧客が決済方法を選択し、財布を取り出すことなく、買い物が完結する。店内には、個人のライフスタイルや健康状態を識別し、商品をお勧めするロボット(コミュニケーション端末)が接客を行う。

また、そのような情報を駆使したアドバイザーという職種が一般化し、個人のヘルスケアをサポートする専門のスタッフが常駐する。

 

シナリオ2【 決済技術進歩あり コミュニケーション文化衰退 】

コロナ禍をきっかけに密を避ける文化が生まれ、買い物の際のコミュニケーションを最小限にする店舗が誕生する。入店から退店まで顧客は店員とやり取りを必要とせず、欲しい物を手に取りお店から出ていくだけで買い物が完了する。決済は自動的に、登録した決済方法で行われ、後日請求される仕組みになっている。買い物傾向からライフスタイルや金銭管理まですべてデータ化され、生活をサポートするサービスが普及する

 

シナリオ3【 決済技術進歩なし コミュニケーション文化衰退 】

完全キャッシュレス化は浸透せずに、まだ現金払いの顧客が多い。セルフレジもあるが、年配の顧客には操作が難しく倦厭され完全普及には程遠い。レジ操作という単純作業のため、給料が安く担い手が不足しており、外国人労働者に依存せざるを得ない状況が続く。言語の問題を抱え、接客品質も上がらず買い物におけるコミュニケーション文化は衰退し、作業的な買い物が多くなっている。

 

シナリオ4【 決済技術進歩なし コミュニケーション文化発展 】

決済技術は進歩しない一方で、人との繋がりを重視する顧客が増加する。商店街のような地域に根付いた買い物スタイルが主流であり、顔が見えないリスクを避け、信頼がおける人から購入する。

 

どのシナリオも少なからず、現代ですでに実現されていたり、そのような要素を含んでいると思います。決して、夢物語ではなく、将来起こりうる可能性のシナリオです。

 

※大手企業の飲料メーカーのKIRINもこの手法を用いて「未来シナリオ会議」というプロジェクトを立ち上げているようです。気になる方は、KIRINのホームページをご覧ください。

 

ぜひ、自社の未来も創造したいという方は、未来戦略研修というセミナーをご用意していますので、お気軽にお問い合わせください。

 

NBC資金のYouTubeでも、今回のブログ内容を、さらに踏み込んで解説しています。

是非ご覧ください!

戸田

プロフィール

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