SDGsに学ぶ経営
皆さん、こんにちは
宮本です。
今回のテーマはSDGsについてお話しをしたいと思います。
皆様は、SDGsをどこまで理解されていますか?
もちろん、知らない・・・という人はもういないと思いますが、
改めて世界が掲げているSDGsについて解説致します。
—————————————————–SDGsとは—————————————————-
貧困、紛争、気候変動、感染症。人類は、これまでになかったような数多くの課題に直面しています。
このままでは、人類が安定してこの世界で暮らし続けることができなくなると心配されています。
そんな危機感から、世界中のさまざまな立場の人々が話し合い、課題を整理し、解決方法を考え、
2030年までに達成すべき具体的な目標を立てました。
それが「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」です。
持続可能とは、何かをし続けられる、ということです。
SDGsは、私たちみんなが、ひとつしかないこの地球で暮らし続けられる
「持続可能な世界」を実現するために進むべき道を示した、つまり、ナビのようなものです。
人類はいま、そのナビが示す方向に進めているでしょうか? そして、あなた自身はどうでしょう?
さまざまな社会の課題とSDGsとのつながりを知り、
「持続可能な世界を築くためには、何をしたらいいだろう?」
「SDGsの達成のために、自分はどんなことができるだろう?」
ひとりひとり、みんながそれを考えて、行動することが大切です。
https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/about/
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□Step.1 SDGsに学ぶ“目標の設定”
さて、本題ですが、皆様はSDGsを知り、どのように行動されていますか?
また、企業の皆様は、SDGsを活用し経営を実施されていますか。
例えば、4「質の高い教育をみんなに」という目標がありますが、会社内で“質の高い教育”を実施できていますか?
SDGsを理解し会社に落とし込むことは、経営に置いて実は重要なことなのです。
もちろん、上記のような世界が定める17の目標を掲げるわけではありません。
自社なりの17の目標を作成することが大切です。
ぜひ、自分自身で考え、自分の17の目標を掲げてみてください。
□Step.2 SDGsに学ぶ“行動計画”
SDGsでは、目標を達成するために、具体的な行動計画を掲げております。
例)質の高い教育をみんなに
1.
2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする。
2.
2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、質の高い乳幼児の発達・ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。
3.
2030年までに、全ての人々が男女の区別なく、手の届く質の高い技術教育・職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。
4.
2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。
5.
2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子供など、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。
・・・etc
ここでお伝えしたいのは、「目標を達成するために、具体的に項目を記載する」ということです。
>何をすれば達成するのか?(達成基準)
これを記載することが必要です。目標を掲げるだけでは、意味がありません。
目標を掲げるだけでは、何をすればよいのかがわからないので、前に進むことは非常に困難になります。
会社経営においても同様です。
行動してもらうためには、具体的に行動しやすい達成基準を明確にすることです。
※できるだけシンプルに書くことがポイントですね。
※もっと知りたい方は、下記のYouTubeより確認ください。
https://youtu.be/uVDn0xgMHtA ※SDGsに学ぶAs is To be」
SDGsを活用することで、会社の方針が世の中に役立ち、それが企業として存続する意味を示してくれます。
ぜひ、ご活用ください。