話す力は養われていますか?

皆さん、こんにちは。NBC釜田です。

5月となり、早いもので暦は夏だそうです。

今春から、新しい環境・体制になった方も、だいぶ慣れが出来てきた頃ではないでしょうか。

 

コロナ禍から、生活に関する制限も徐々に緩和され、

対外的な方とリアルでお会いする機会も戻ってきました。

今日は、改めて「話すこと」について、原点回帰して考えてみましょう。

 

 

話がいろいろ飛びすぎて、何を言いたいのか分からない。

うつむき加減の元気のない人

一方的に自分のことだけを話す人

表情が硬くて、とっつきにくいなぁ。

 

 

営業を受ける場、自分がお客様の立場になったとき、

このような経験は皆さんもあると思います。

(基本的に、このような方から商品を買おうと思う人はいないですよね。)

 

 

では、なぜ営業の方にも拘らず、

お客様が身を引いてしまうようなことが起きるのでしょうか。

 

 

それは、あくまで「話す」印象は、相手(受け手)にしか分からないからです。

営業の場において、

「上手でない」方でも、わざと「上手でない」を演じているわけではないはずだからです。

 

つまり、自らが客観的にどのような「タイプ」なのかを認識・理解し、

相手にとってより心地よい・魅力的な話をするための心がけが必要です。

 

 

以下は、

 

言語量:普段話す話量が多いか少ないか。

感情型と理性型:普段感情を表に出すタイプか否か。

 

2軸でマトリクス化し、4分類に分け、話すとき注意すべき点をまとめた資料です。

 

 

言語量が多い・感受性豊かである あなた は「井戸端会議タイプ」になりがちです。

準備万端でなくともある程度話ができ、元気で魅力的に映る一方、あれもこれも話を詰め込みがちで、話がまとまらず聞き手を混乱させるケースもあります。そのため、結論を最初に述べる。構成をしっかり作る・話は効果的なものに絞ることが必要です。

 

言語量が少ない・感受性豊かである あなたは「なんとなくタイプ」になりがちです。

抑揚のある話し方のできる方が多く、独特の空気感を持っているタイプの方です。感情ベースで話すため、話がいろいろ飛んだり具体性に欠け、インパクトに乏しいケースもあります。具体例やデータを盛り込む、話の順序を整理することを心がけましょう。

 

言語量が多い・理性的である あなた は「他人置き去りタイプ」になりがちです。

話量が多く、プレゼンや商談などをクールにこなすことができますが、聞き手の様子を感じ取ることができず、ついつい早口になりがちです。まずは聞き手のペースを意識すること、話量を絞る、緩急を意識して話すことが求められます。

 

言語量が少ない・理性的である あなた は「無味無臭タイプ」になりがちです。

話量が少なく、表情も硬いので、堅実なタイプが多いのですが、他人からすると元気がない・つかみにくいと思われがちです。まずは表情や声を明るめにすることを心がけて、エピソードなどの話を盛り込む意識をすることが必要です。

 

 

意識しなければ、なりがちな部分はプラスにもマイナスにも効果が出ます。

せめて、マイナスの部分を出すことがないよう、心がけと具体的な行動が必要です。

 

自己評価と他人の評価も違うことが多くありますので、自分のことを知っている身近な方にも聞いてみると面白いでしょう。

無意識な自分が発見できる、いい機会となりますよ!

 

 

釜田

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