仕事とプライベートのバランス

NBC資金を増やすコンサルティングの富沢です。

 

今年のゴールデンウィークは皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?

ゴールデンウィークが終わり、次の祝日を見てみると7月になります。(6月祝日がないのは毎年話題に上がりますね。。。)

次の連休が待ち遠しいですね!

ここで考えていきたいのは、仕事とプライベートのバランスについてです!

 

□ワークライフバランス

ワークライフバランスを、日本語に直訳すると「仕事と生活の調和」という意味になります。

 

「仕事と生活の調和が実現した社会」について内閣府から以下のように定義されています。

 

「国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」

 

具体的には

 

    就労による経済的自立が可能な社会

経済的自立を必要とする者、とりわけ若者がいきいきと働くことができ、かつ、経済的に自立可能な働き方ができ、結婚や子育てに関する希望の実現などに向けて、暮らしの経済的基盤が確保できる。

    健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会

働く人々の健康が保持され、家族・友人などとの充実した時間、自己啓発や地域活動への参加のための時間などを持てる豊かな生活ができる。

    多様な働き方・生き方が選択できる社会

性や年齢などにかかわらず、誰もが自らの意欲と能力を持って様々な働き方や生き方に挑戦できる機会が提供されており、子育てや親の介護が必要な時期など個人の置かれた状況に応じて多様で柔軟な働き方が選択でき、しかも公正な処遇が確保されている。

 

とされています。

 

引用:仕事と生活の調和とは(内閣府)

https://wwwa.cao.go.jp/wlb/towa/definition.html

 

□ワークライフインテグレーション

ワークライフインテグレーションは、働き方改革が進んでいく中で近年注目されている新しい考え方になっています。

 

直訳:ワーク(仕事)とライフ(暮らし)をインテグレーション(統合)する。

仕事が充実すると暮らしの満足度が上がり、暮らしが充実すると仕事のモチベーションが上がるといった考え方で、社員の仕事とプライベートの両方を充実させることを目的としています。

 

勤務時間を柔軟にする「フレックスタイム制」、勤務場所を柔軟にする「テレワーク」などがワークライフインテグレーションの考え方に基づく働き方です。

 

□ワークライフバランスとワークライフインテグレーションの違い

ワークライフバランスワークライフインテグレーションの違いは「線引き」にあります。

ワークライフバランス:

「仕事とプライベートは分けて、それぞれの時間を尊重し充実を目指す」

 

ワークライフインテグレーション:

「仕事とプライベートの境目をなくし、相乗効果による双方の充実を目指す」

 

ワークライフインテグレーションは

仕事もプライベートも人生の一部と捉え、両方を充実することで人生が豊かになると考えています。

仕事とプライベートを対立したものと考えるのではなく、共存していくものとして考えています。

 

皆さんの仕事とプライベートの考え方はどちらが理想ですか?

どちらが正解というわけではなく、その人にあった「WORK」と「LIFE」のバランスを見つけていくことが大切です!

 

富沢 文彦