社長のための資金と人を活かす研修会
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皆さん、「社長のための資金と人を活かす研修会」をご存じでしょうか?
研修の名称通り、社長のために「資金」と「人」をテーマして、自社の課題の深堀りや対策を明確にする1日の研修になります。
なぜ、資金と人がテーマなのか?
資金が増えない社長や資金に苦労している社長の共通点は、資金や人に関して相談できる相手や場所がないということです。
一見、相談に乗ってくれそうな税理士や会計事務所もいざ相談すると「売上を上げるしかないですよ」と分かり切ったアドバイスしかしてくれないとか、銀行が良心的に対応してくれていると思っていても、本当に資金繰りが困窮すると見放されたという話もよく耳にします。
ましてや、社員に対して「借入金や資金繰り」のことを相談するのは気が引けるし、情けない姿を見せて、退職でもされたら困ると迂闊なことは話せません。
では、経営者は誰に資金や人の相談をすればいいのでしょうか?
その不安を解消するのが「社長のための資金と人を活かす研修会」なのです。
私→人間ドック 会社→???
社長のための資金と人を活かす研修会では、自社の4期分の決算書を専門家である「資金コンサルタント」が数日掛けて分析し、報告書を作成します。
決算書の読み解きが苦手な経営者やP/Lは得意だけど、B/Sは理解していない経営者の方にも、一から決算書の見方を説明していきます。
そもそも、決算書を見る際に重要となる指標に「自己資金」という数値がありますが、この数値を意識していない経営者が非常に多いです。なので、いつも資金繰りに振り回されてしまうのです。
では自己資金とは何か?それは、現預金から借入金を控除した金額を自己資金と言います。この自己資金が増えている経営状態ではあれば、健全な経営をしていると言えるのですが、もし自己資金が減っていれば、資金繰りが苦しくなったり、借入金に振り回されたり、自由な選択肢が取れない経営に陥っている可能性が高いです。
なので、私たちが定期的に人間ドックで健康状態を調べるのと同じで、会社も定期的に人間ドックに掛かり、病気はないのか?生活習慣は乱れていないのか?などのように会社の課題や問題を見つけることが大切なのです。
我が社の資金の増減は4つの要因で判明する
決算書を分析すると我が社の資金が増えているのか、減っているのかは誰でもすぐにわかります。しかし、なぜ減っているのか?なぜ、増えづらいのか?という会社の体質の部分を読み解くには専門的な知識や経験が必要です。
そもそも、自己資金は4つの要因で増減していますので、これらを理解せずに、資金を増やすことは非常に難しいです。
1つ目の要因 「利益」
減価償却前の利益から資金が増えたのか、減ったのか。
2つ目の要因 「運転資金」
営業債権と営業債務の収支により資金が増えたのか、減ったのか
3つ目の要因 「固定性資産」
固定性資産の購入や売却で資金が増えたのか、減ったのか
4つ目の要因 「その他の資産や負債」
仮払金や貸付金、未払費用や仮受金、税金の増減などで資金が増えたのか、減ったのか
この4つの要因から我が社の資金がどのような状態なのか明らかにすることで、「やみくもに売上を追い掛けなくても資金が増える」経営が実現できるのです。
会社から離れ、我が社と向き合う
社長のための資金と人を活かす研修会は、普段過ごしている会社から離れて、当社へお越しいただき受講することをお勧めしています。
会社にいれば、「社長、ちょっといいですか?」と従業員の方から声が掛かったり、急な用事や電話が飛び込んできたりします。
環境を変えることで、何となく会社のことを考える時間で終わらせずに、真剣に会社のことを考える時間にしていただきたいのです。
資金とは会社は血液ですが、その資金の多くは銀行からの借入金です。
借入金を経営者保障して借りている場合、資金(借入金)=社長の人生 そのものであるとも言えます。経営者にとって、それほど大切なテーマだからこそ、真剣に「資金を増やす」ことに集中できる時間を創ることが大切なのではないでしょうか?