音楽×数字

神出鬼没のSE(システムエンジニア)の野本です。

今回は、私の原点である音楽に合わせてお話いたします。

 

バンドマン⇒付き人⇒税理士を目指す⇒SEという流れで、私の人生は流れてきました。

やっていた音楽もとても個性的なもので、大衆的な音楽ではないのです。

バンドで食っていくことを考えた時、大衆的な音楽ではなくても、しっかり数字を見て考えていけば、食っていくことは可能です。

 

夢が小さくなってしまいますが、中小企業の平均年収400万から考えてみます。

平均年収の参考サイト

バンドメンバーは4人の構成で考えましょう。

必要利益は、400万×4人=1,600万です。

 

さて何人のファンが必要でしょうか?

 

※答えへ飛ぶ

 

条件

費用(固定費)

スタジオ練習:2,200/h×2時間×1日×4=17,600

消耗品・機材:1

交通費:400(往復)×4名×4=9,600

諸雑費:1

ライブ:3万×4=120,000

計:167,200×12ヶ月=2,006,400

レコーディング:3万×2/=60,000

合計:2,066,400

 

変動費

CD260/

グッズ:30%(原価率)

 

販売単価

CD800/

配信:200/1

グッズ平均単価:1,000

チケット:2,500(全額利益)

 

ライブに毎回来てくれる人が、8割。

新規でライブに来てくれる方の8割がCDまたは、配信音楽平均2.7曲分を購入。

新規でライブに来てくれる方の6割がグッツを購入。

 

 

 

 

 

答えは、140人ぐらいです。

 

 

 

 

 

15~39歳の関東圏の人口が12,164,000人ぐらいいます。

※人口数参考サイト(私のやっていた音楽ジャンルの年齢層です。)

そのうちの140人に届けばいいので、0.001%です。

※この率は、四葉のクローバーができる確率と一緒です。

 

動画配信も駆使して行けば、100人ぐらいのファンに支えられれば、サラリーマン同様の暮らしが出来ます。

 

1万人のファンを作ることをいきなり考えることより(志はとても大切です)

そのためにどうすればいいのか・・・・因数分解するとバンドで食っていくという難しいことでも出来る可能性が見えてきます。

 

中小企業も同じで、大衆的なものを狙っていったら大企業に勝てません。

コアなファン(得意先)を作り、付加価値の高いものを売っていく。

自社のファンはどういう人か見えていますか?

 

 

次はいつブログに登場するか分かりませんが、またいつの日か。

野本

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