「独学力の重要性」

皆さん、こんにちは

NBC資金を増やすコンサルティング㈱の櫻庭です。

 

いまビジネスの世界で、「リスキリング」(学び直し)が注目を集めています。

リスキリングの本質は変化する社会で、今後必要なスキルや技術を学ぶことで、そこでは学ぶ姿勢、すなわち「独学力」が決定的に重要になります。

 

「独学力」が必要になってきた背景には、大きく2つのことが影響しています。

 

1】「タテ社会」──「昇進」「出世」をめざす組織

 人間関係をその結びつきの形式によって分けると「タテ」と「ヨコ」の関係があります。

会社では、それぞれ「上司・部下」「先輩・後輩」といった、上下の序列の差がきわめて重要な機能を持つタテ社会であると考えます。

タテ社会の日本企業では、「昇進」「出世」が重要であり、大きな意味を持ちます。

また、人材育成についても組織の役割に合わせて上から下へ伝授されます。

 しかし、日本企業の組織モデルは時代の変化により崩壊しつつあります。

今までの「タテ社会」に限界がきているためです。

そして、現在はタテ社会からヨコ社会へ企業の体質は変化しつつあります。

これまで、「対・上司」「対・部下」といった関係性を重視してきた日本企業にとっては、極めてショッキングな大変化といえるでしょう。

 

2】「ヨコ社会」では個々人の「学びの主体性」が引き出される

 上司や先輩が今まで積み上げてきた経験や既存の知識が通用しなくなり、「タテ社会」が次第に機能不全になってくれば、「ヨコの学び合い」による創発型の職場学習を重視する企業も出はじめています。

「ヨコの学び合い」では、組織の内部だけでなく、組織の境界を越えて外に出て行き、多様な引き出しを持った者同士が集まります。外の多様な領域の人々に接し、学び合い、互いに刺激を得ていきます。

 ヨコの学び合いが有効なのは、互いに刺激し合い、気づきを得ていくことで、個々人の学びの主体性が引き出されるからです。その意味で、「独学力」とヨコの学び合いは、学び方を変えていくためのクルマの両輪ともいえるでしょう。

 ヨコ社会への大転換に乗り遅れ、さらに主体的に学ぶことも放棄すれば、この先、間違いなく社会に取り残される人材となります。

 

NBCスクールの設立

NBCでは独学力を高めていただく場所として、NBCスクールを設立しました。

社会人として当たり前の一般常識やビジネスマナーなど、時代の変化に対応していき、社会に取り残されないような人材の教育を目的としております。

また、新入社員の学びの場として企業様に活用していただいております。

 

コロナや円安の影響で物価高が続く中、企業の経営は何もしなければ悪化する一方です。

 

改めてリスキング(学び直し)を機に、社員様に「独学力」を身につけていただき

社会の変化に対応できる人材となっていただければと思います。

 

NBCスクールについてご興味のある方は、弊社へお問い合わせください。

 

宜しくお願い致します。

 

櫻庭

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