【30秒ブログ】未来年表で読めている未来
みなさん、こんにちは。
NBC釜田です。
最近のご支援にて後継者や幹部の方々と、中長期の経営計画を策定する機会が多く、
内的・外的、様々な観点から自社に必要とされること、方向性を吟味しています。
未来なんて何が起きるかわからないよ~
そう答えられる方は多いと思いますが、
特に「人口統計」については、人間皆、生を授かり0歳からスタートするため
ほぼ予想が的確な未来です。
そこから我々が今後、人生にとって、仕事人にとって、必要な行動が見えてくるはずです。
今回のブログは、特に現在を生きる我々にとって、影響が大きい数字を以下、
ポイントと共に、1分で解説します!
◆参考資料
NRI未来年表2023
https://www.nri.com/jp/knowledge/publication/cc/nenpyo/lst/2023/2023/2023
①日本の少子高齢化と人口減少。
・2035年 日本の全都道府県で総人口が減少。
・2053年 日本の人口が1億人を割って9,924万人になる
・2060年 日本の高齢化率が38.1%になる
日本の人口ピークは既に迎えており、
税金や年金など、国民費用負担は高齢化に伴い、波はあるものの増加をたどるでしょう。
スケールダウンによる企業の生存競争は激化・消耗戦に入るでしょう。
所得以外の投資分野に現政権は力を注いでいるのは、このような所得減少の未来が
読めていることからも繋がっています。
②世界の推移。
・2023年 インドが中国を抜いて世界1位(既に達成済)
・2032年 インドネシアが実質GDPで日本を抜き、世界4位に
・2036年までに 中央アジア・南アジアが世界で最も人口の多い地域になる。
・2050年 ナイジェリアの人口がアメリカを抜いて世界第3位に
・2058年 世界の人口が100億人に到達
・2065年 アフリカの人口が世界人口の20%を占める
対して世界の人口の波は現状アジアが大きく、
2055年以降は次第にアフリカへ移行する流れになり、
世界経済のボリュームも先進国から途上国へ同様に動く見込みがあります。
この他、インフラなど人口に関連する事象や技術革新など、
未来年表には様々な事象が記載されています。
日本の衰退が目に見えている一方、
悲観ばかりしては、本当にこのような未来にしかならないと思います。
本当に備えなければならないことに我々は時間もお金も投資する必要があります。
是非、覗いてみてください。
◆参考資料
NRI未来年表2023
https://www.nri.com/jp/knowledge/publication/cc/nenpyo/lst/2023/2023/2023