東日本大震災から学ぶリスクマネジメントの重要性
みなさん、こんにちわ。
NBCの野呂です。
早いもので2011年3月11日の東日本大震災から13年が経過しました。
今年の1月1日の能登半島沖地震は記憶に新しいですが、いつ何時、どこで大きな自然災害が発生するのか分からないということを改めて感じるとともに、
東日本大震災を風化させてはいけないと痛感しています。
みなさん、(石巻市立)大川小学校はご存じでしょうか。
「大川小学校」とは
東日本大震災の大震災後の津波により児童108名中74名・教員10名が亡くなりました(生徒4名は行方不明)。大川小学校は海からは約3.7km内陸に位置しているものの、大津波が川を遡上し、多くの命を飲み込んでしまいました。
大川小学校が注目されたのは、映画[「生きる」大川小学校 津波裁判を戦った人たち](https://ikiru-okawafilm.com/)も公開されましたが、これだけの大惨事であることに加え、遺族が裁判を起こしたこと。
そして、その結果、二審の仙台高裁判決どおり市と県に約14億3600万円の賠償が命じられました。
裁判では、震災前の学校の防災体制に不備があったこと等が指摘されています。
こうした悲劇を生んでしまった原因は何なのか。
大川小学校は、多くの教訓を残しました。
「春の企業交流会(2024年3月8日(金)」では、大川小学校に足を運び、語り部の方に当時の様子やこのような悲劇を生んでしまった原因についてお話しいただきます。
そして、「大川小学校」に加え、同じ石巻市にある「門脇小学校」の見学(語り部)も行います。
「門脇小学校」とは
門脇小学校は、大川小学校以上に海が近く、約1キロしか海から離れていないにも関わらず、学校にいた児童224人は地震発生から15分後には裏山に向けて避難を開始し、全員が無事に逃げることができました。
この大川小学校と門脇小学校の『差』は何なのか・・・!
リスクマネジメントの重要性、リーダーのあり方を学べる研修会となっています。YOU TUBE 動画でも公開していますので、良かったらご覧ください。