[新人のモチベーションを維持するためには?]
皆さん、こんにちは
NBC資金を増やすコンサルティングの大竹です。
すっかり暖かくなり桜の季節となりました。
4月になると本格的に新人(新卒や中途)が入社してきます。そこで今回は新人がモチベーションを下げないために会社や上司が行うべき対策についてお話していきます。
□成長を実感させる「承認」
新人の成長を促すためには、彼らの小さな成功を見逃さずにしっかりと承認することが重要です。「成長の目安」が見えにくいことや、新しいことに挑戦する中での不安や迷いがあります。そんなときこそ、彼らの成長を見逃さず、励まし、認めてあげることが必要です。
新人ができることが増え、成果を上げた際には、その成果をしっかりと称賛しましょう。
些細なことでも、「できなかったことができるようになった」「アポイントが取れた」と
いった変化は、彼らの成長の一部です。このような変化に対して、適切な承認を行うことで、彼らは自分の成長を実感し、モチベーションを高めることができます。
承認することは甘やかすことではありません。むしろ、過去からの成長を見て認めることは、彼らの自信を育てる重要な要素です。絶対的な基準を下げる必要はありませんが、彼らが過去から成長した部分を認め、励ますことで、彼らの成長を促進することができます。
□仕事や業務などの「振り返り」
新人と一緒に振り返りを行うことは、彼らが現在の状況や目標に対して客観的な理解を得るのに役立ちます。新人はしばしば精神的に負担を感じたり、自己評価が難しかったりすることがありますが、振り返りを通じて、自分がどのような状態にあるのか、目標に対してどの位置にいるのかを理解することができます。このような振り返りは、安心感を与え、成長への自信を高めるのに役立ちます。
また、新人はキャパシティを超えてしまったり、相談できなかったり、成果への焦りを感じたりすることがあります。朝礼や夕礼などの定期的な振り返りの機会を設けることで、
これらの問題を早期に把握し、解決することができます。振り返りの場では、彼らが直面している課題や不安を共有し、相談に乗って支援することが重要です。
新人との振り返りは、チーム全体の連携を強化し、問題を早期に解決するための効果的な
手段です。彼らが安心して成長できるよう、振り返りの機会を積極的に提供しましょう。
□新人の気分を変えるちょっとした「一言」
声をかけることは、新人のモチベーションを向上させるために非常に効果的な方法です。
遅くまで働いている新人に対しては、「今日はいつもより頑張っているね」と声をかける
ことで、彼らの努力を認めることができます。また、元気がなさそうな新人には、
「何か困っていることがあるの?」と声をかけることで、彼らの心情を理解し、
必要なサポートを提供することができます。
声をかけることで、新人は自分が関心を持たれていることを感じ、モチベーションが向上します。また、先輩や上司から声をかけられることで、コミュニケーションが生まれ、信頼関係が築かれます。これにより、新人が抱える課題や不安を早期に把握し、適切な支援を行うことができます。
重要なのは、声をかけることに決意することです。声をかけることを決意すれば、新人の様子に注意を払うようになります。関心を持ち、継続的に声をかけることで、新人のモチベーションを向上させることができます。初めは大した反応が返ってこなくても、気にせずに続けることが重要です。
今回は新人のモチベーションを維持する方法を3つ紹介しました。新人のモチベーションを維持することで退職率を減少させるだけでなくチームワーク向上にも繋がります。